こんにちは。派遣母さんです。
映画「エクス・マキナ」という映画を観たのでレビューです。
一言で言うと女優のアリシア・ヴィキャンデルさんが可愛いのと、後味の悪さが際立った映画でした!
あらすじ
世界を凌駕する検索エンジン「ブルーブック」の会社に勤める若者のケイレブ。彼は社内の抽選で、社長のネイサンの自宅に招かれることに。
広大な自然の中でにある、完全なセキュリティが施されたホテルのような豪邸にネイサンは一人暮らしている。
文字通り、ひとり。ただ、そこには美しいAIがいた。
そのAI、AVA(エイヴァ)のテスト要員としてケイレブはネイサンに招かれたのだった。
テストというのは、ケイレブがAVAと会話セッションを行い、彼女のAI性能をはかること。
彼女はまるで人のようにケイレブと会話をする。
ケイレブはAVAに惹かれ、そして彼女もケイレブに恋をしているようなそぶりを見せる。
AIは人に恋をするのだろうか…?
そしてAVAは停電が起こった時、驚くべき言葉を口にする…。
感想
こういう映画は好きです。
AIと人間のやりとりのある映画。
今でこそAI、AIと言われますが、やはりまだまだ人のような性能は出せないし、実際どういうものだかよくわからない。
色々便利なものというくらいの認識でしょうか。
このAIは体は機械そのものなのですが、役者のアリシア・ヴィキャンデルがめちゃくちゃ可愛い。
仕草が人間のようなのですが(当たり前だけど)、考えるそぶりとか、視線の移し方、体の動き、表情の作り方が絶妙に機械っぽいのです。
機械ががんばって人間っぽくしている感じが出ていて、面白いです。
エクス・マキナ(EX MACHINA)とは、ラテン語で「機械仕掛け」という意味。
社長のネイサンはあくまでAVAを機械として見ています。
ただケイレブは、AVAの可愛らしさ、ひたむきさに心を奪われいきます。
外に出たいAVAのためになんとかしてあげたいと考えるのですが…。
ここはセキュリティが万全の要塞、なかなか突破することは難しそうです。
ここで面白いのは何故、ケイレブはAVAに惹かれたのか。観ながら考えてみてください。
そしてネイサンの言葉にも注目。最後に「やはり!」と思いました。
AIがプログラムされたとはいえ、知能のようなものを持つというのはどういうことなのか。
悲しみや喜びもプログラムなのか、それともプログラムの行き着く先はやはり自我の芽生えなのか?
AIのプログラムに人間が試されることを、人間は認識できるのか?
私はAIの知識など微塵もありませんが、面白いテーマですよね。
スタジオとスウェーデンのホテルで撮影を行ったらしいのですが、雰囲気が独特で、映像が美しい。
是非映像を楽しみつつ、物語の行方をハラハラしながら見守ってください。
コメント