妊娠しなかったり流産が続くと本当に藁にもすがる思いになります。
悲しくても時は止まってくれない、わたしは順調に老いていく!
中でも卵子の劣化の速度は衰えることはありません。無情です。
流産後私はどうしたら次の赤ちゃんに出会えるかをたくさん考えました。
考えていろいろな情報に触れた上で、私のすべき優先度の高いことが一つ決まりました。
卵子の質の向上。
妊娠するために色々やっても、卵子の質が良くないと妊娠はできない。
じゃあ何が卵子の質向上のためには良いのか?
読んだ本の中で自分が実践できそうなものを選びました。
少しでも自分の体を妊娠体質に傾けるためサプリを常時4つ飲むことに。
これさえあれば大丈夫!みたいなサプリもあるにはありますが、
経済力がなくコスト感を重視する私には高すぎて無理でした。
そして妊娠したい女性をターゲットにした、いわゆる詐欺っぽいサプリもあります。
(あやうくひっかかるところだった・・・)
こんなのに引っかかるぐらいなら、自分で有効成分を調べて、単独で買っても良いと思ったのです。
コスパが良くドラッグストアなどにも売っているサプリで私は妊娠に挑戦することにしました。
葉酸
言わずもがな、妊娠している女性、妊娠を希望する女性はおそらく飲んでますよね。
妊娠初期、赤ちゃんの神経系が発達する際に葉酸が不足していると、神経管閉鎖障害という障害が起こる可能性があるとのこと。
葉酸を摂ることでそのリスクを減らせるのであれば、飲まないと言う選択肢はない!
これは卵子の質というよりも、妊娠してすぐに赤ちゃんが必要なものという位置付けですね。
妊娠前・妊娠中には葉酸を1日400μg摂取することが望ましいとされています。
葉酸と鉄・カルシウムも一緒に摂れるのを選びました。
妊娠中に食事で十分なカルシウムを取らないと、お母さんの骨や歯からカルシウムを持って行くそうです・・・。
よく子供を産んだら歯がボロボロになる、なんてことも聞きます。
しっかりとカルシウムも一緒にとっておきたいですね。
ビタミン・亜鉛
体の酸化を防ぎ、卵子の質をよくするために摂っています。
亜鉛の欠乏はDNAの損傷につながります。
男性も摂った方が良いサプリと言われています。
またビタミンB6もつわり軽減に有効なビタミンであるという研究結果も出ています。
(参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000011145.html)
ビタミンD3
骨を作るビタミンD3。
癌になるリスクを下げてくれる。
免疫力維持のためにも良いそうです。
ビタミンDで重要なのは、D2とD3。
なかでもD3の方が効果がある!
D2は植物性でD3は動物性由来のビタミン。
D2はきのこや海藻から、D3は魚や卵から摂ろう。
ビタミンD不足になると着床しにくくなるという報告もあるそうです。
また不妊につながる病気を持っている人はビタミンDが不足しているとのこと。
ビタミンDの血中濃度が高い人は、低い人に比べて体外受精の妊娠率が低くなることがわかっているらしいので、不足しているなと思う人はしっかり摂った方がよさそうです。
本当なら外で陽に当たれば作られるビタミンD。
しかし日中は基本的にオフィスに篭り、太陽に当たる際は日焼け止めを塗っている昨今の女性は、自然にビタミンDを生成するのが難しくなってきています。
しかも冬になると日も短くなり、太陽に当たることは益々少なくなります。
だから自然に任せていたらビタミンDが作れず、欠乏症になる可能性も。
きのこや魚で摂取しそれが十分であればよいのですが、わたしはそれでは不足していると感じるので、
ビタミンD3のサプリを飲むことにしました。
マイプロテインというイギリスのプロテインを売っているお店ですが、サプリも扱っています。
マイプロテインはコスパが良いのでオススメです。
しかし送料がかかってしまうので、送料無料になるまでプロテインなどの別の商品も一緒に買う方がお得ですね。
ビタミンD3は筋肉増強や骨の強化の手助けをしてくれる栄養素。
絶賛筋トレ中の夫もありがたく毎日飲んでいます。
コエンザイムQ10(還元型)
最後はコエンザイムQ10。
コエンザイムと聞くと、美容に効果のある栄養だと思いますよね。
わたしも初めはなぜコエンザイムQ10?と疑問に思いました。
しかしコゼンザイムQ10は健康的な生活の維持、そして卵子の質向上には欠かせないものでした。
卵子は人が年をとるにつれ、質が劣化していきます。
それは酸化ストレスや外的要素もありますが、ミトコンドリアの数の減少やその活動の量の低下も原因のひとつとのこと。
ミトコンドリアは細胞の中でエネルギーを作ってくれるもので、その生産性が低下すると疲れやすくなったり太りやすくなったりします。
そしてミトコンドリアの動きが低下すると、エネルギーを生産するときに同時に作られる活性酸素の量が増えるそうです。
(参考:https://haken.issjp.com/articles/careers/ke_tsumura_06)
活性酸素が増えるということは、体が老化しやすくなります。
子供が欲しいのに老化推進している場合じゃない!
ミトコンドリアの動きをよくするためのサプリメントがコエンザイムQ10。
体の老化を抑制するために摂りたいですね。
また嬉しいことに、ラットの実験でわかったのは、卵巣の健康維持のためにコエンザイムQ10が効果的だったということです。
(参考:https://core.ac.uk/download/pdf/234603659.pdf)
卵子の質向上に関しては臨床は足りないですが、コエンザイムQ10がアンチエイジングに良いことは確か。
老化を遅らせ、体を若く保つことが妊娠に良い影響を与えるのは明らかなので、私はコエンザイムQ10を常備サプリに選びました。
サプリは色々あるので、ぜひ自分に合ったものを選んでみてください。
選ぶ際は、
コエンザイムQ10は還元型にする。
100mgはあること。
カネカ製であること。(還元型コエンザイムQ10のトップカンパニー)
を意識するといいと思います。
まとめ
以上がわたしの常備サプリです。
栄養というのは食べ物から摂取するのが一番ですが、毎日確実に摂れるかと言われたら難しいのが現実。
そして私のように高齢で妊娠・出産を目指すのであればなおさら体に不足しているものを補う必要があるでしょう。
たくさん飲むのも面倒だけれども、結局自分に合ったものを見つけるのが一番。
もちろん一個に全ての栄養が詰まったサプリがあるなら、それ一つの方が楽ですけどね。
今の所、そんな自分に都合のいいものはありませんでした。(あったとしても激高です。)
くれぐれも、変に高くて変に妊娠の効能をうたったサプリにひっかからないよう、気をつけてください。
価格も成分も自分で納得できる妊娠のためのサプリをうまく取り入れましょう!
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